2010年7月14日水曜日

私の育った家とWB工法についての考査

設計Yです。

私の育った家は築400年の茅葺屋根の家です。
大きさは平屋で110坪位だったと思います。

昭和42年位まで、茶の間で火を焚いていました。
薪小屋だけでも20坪位はあり、よく薪割りをしたも
のです。

茶の間の天井は長年の煤(すす)で真っ黒で、
昭和20年頃までは天井が無かったこともあり、
屋根を支える梁も真っ黒でした。














約10年前、当社で建替えをしましたが、古い梁を
存分に再利用した家は、外観洋風の中は和風で
来客はびっくりして帰るそうです。

古い家は天井が高く、床も高い(GL+1200位)ので
夏でも通風が良く快適に生活していました。
でも、冬は断熱が無い為に外気と内部が同じ温度
で寒い思いをしました。

今は梅雨で暑く湿度が高い不快な毎日ですが、
茅葺で土壁で出来ている、私の生家はまったくと
いい程それを感じませんでした。



















私の家は、某プレハブメーカーで建てた為に
高気密高断熱。天井高は標準の2.4m。それでも
坪単価は当社WB工法の二倍の価格です。

通気断熱WB工法は、夏涼しく冬暖かく、正に古民家
の良い所と現代住宅の断熱性を兼ね備えた理想の
家です。

私の想うところ、これ以上の家を探すのは…坪単価
を考える上でもまず不可能です。

WB工法万歳!!

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